原料

  • 名香を生み出す秘密は格調高い原料にあります。だからこそ、クリスチャン ディオールは最高品質の原料のみを自身のクリエイションに用いました。

ディオール フレグランスを象徴する原料

  • ローズ ドゥ メ

    グラースで栽培されるセンティフォリア ローズは、5月に開花することからローズ ドゥ メ(メ=5月)とも呼ばれ、ミモザにも似た繊細ながら濃密な、特徴的な香りを放ちます。クリスチャン ディオールの象徴として、いくつものクリエイションに調合されています。特にジャドール ローではその甘美な存在感が際立っています。

    ジャスミン

    女性らしい優しさの象徴として、調香に非常に多く使われる花のひとつです。その繊細な香りは、単独でも完成したフレグランスと呼べるほど。ミス ディオール、ジャドール、グラン バル、そしてディオリシモのハートノートに調合されています。

    「そしてミス ディオールが誕生しました。それはホタルが舞う、プロヴァンスらしい心地良いある晩のこと。夜と大地の旋律に、グリーン ジャスミンが美しい旋律を奏でる夜にこの香りは生まれたのです」 クリスチャン ディオール

  • ネロリ

    ネロリ エッセンスはオレンジ ブロッサムから抽出してつくられます。フレグランスの甘美な香りと溶けあって芳潤な調べを奏でます。 ジャドールで官能的に立ち上ります。

    カラブリアン ベルガモット

    南イタリアで収穫されるベルガモットは、独特な甘酸っぱい爽やかさをフレグランスに授けます。オー ソバージュに調合されています。

    パチョリ

    パチョリはインドネシアとマレージア原産の植物です。調香に欠かせない強く香り立つこの香料は、シプレー調、ウッディー調、さらにオリエンタル調特有の香りを演出します。ミス ディオールに調合されています。

  • チュベローズ

    1600年頃インドからヨーロッパへ渡った草木系の植物。強い芳香を放つ白い花が集まって咲きます。ジャドール アブソリュ、ニュールック 1947、プワゾンでは、この花の甘い誘惑的なフローラルが濃密に香ります。

    トスカーナ アイリス

    アイリスのアブソリュートはパフューマーが扱う香料の中でももっとも稀少価値の高い種類のひとつ。香りの繊細さもさることながら、抽出には大変な時間と手間がかかります。存在感のある香りはグリーンに、やがてパウダリーなアクセントへ。ディオール オム、ジャドール ヴォワル ドゥ パルファン、ボア ダルジャンのハートノートとして香ります。

ファミリー

  • シトラス

    柑橘類のフルーツをベースにしたフレグランスの総称。軽やかで、みずみずしく陽気な甘酸っぱい香りです。

    オー ソバージュ、ディオール オム スポーツ

    フローラル

    フローラル調のフレグランスは主にローズを基調としています。さらに濃密なフローラルには、ジャスミン、チュベローズ、オレンジ ブラッサム、イランイランといった芳潤な香りを放つ白い花がベースに用いられます。

    ジャドール、プワゾン、ディオール アディクト、ディオリシモ、ニュールック 1947、グランバル

    シプレー

    初期のシプレー調は主にベルガモットとフローラル ノートのアコードを中心に構成されていましたが、時代とともにオーク モス、パチョリ、ラブダナムを含むウッディ系を含む香調へと変化しています。

    ミス ディオール、グリ モンテーニュ

    オリエンタル

    オリエンタル調の主役は、バニラ、トンカ ビーン、クマリン、オポポナックスといった香油やレジンのノートをブレンドした香り。その甘い濃密な香りに、ウッディとスパイシーもしくはフローラルが調合されています。

    ディオール アディクト

ディオール フレグランスの中心に香る、最高峰の原料

  • 「すべての始まりは原料から」と語るフランソワ ドゥマシー。最高峰を求める伝統を守り、ディオールのフレグランス クリエイターは、類いまれな香料こそが彼の作品の証であることを示しました。選りすぐりの世界中の生産者と優先的なパートナーシップを結ぶことで、フランソワ ドゥマシーはいつでも世界最高峰の原料を使ってフレグランスをつくることができるのです。

香料生産における特別なパートナーシップ

  • 花々や原料から香料をつくり出す作業では、香りの個性が保たれ、さらに引き出されるよう細心の注意が払われます。

    ディオール フレグランス用のローズとジャスミンが栽培されているグラースでは、歴史ある老舗香料会社のロベルテ社がフランソワ ドゥマシーと連携しながら稀少なエッセンスを生産しています。

    香料をつくるのに必要とされるの花の量はまさに天文学的。1kgの精油をつくるのに3,000kgのローズ、600kgのジャスミンが必要とされ、1kgのアブソリュートを得るために600万もの花が必要となります。

ディオールの哲学、責任ある開発

  • ディオールにとって、原料の産地は非常に重要となります。生産者と信頼関係を築くことで、ディオールはすべての原料の収穫から国内工場のセラー(貯蔵室)に到着するまで、そしてフレグランスに調合されるまでのプロセスを組織的にコントロール。また、持続可能な開発を目指すディオールは、より環境に配慮した生産者を支持しています。

    原料とその生産者に対してより大きな付加価値を与えるため、ディオールは、チュベローズなど忘れ去られた植物をグラースで栽培するという計画に着手し始めました。チュベローズは、プワゾンを世界的成功へと導いた妖艶な香りを放つ花です。